皆様、こんにちは。1月も半ばとなりました。いかがお過ごしでしょうか。
元型のミニ講座 Vol.10となります今日は【恋人】の元型についてご紹介いたします。
新年を迎えまして、ここでもう一度「元型とは何だろう」というところを振り返ってみましょう。
◇ 元型とは、わたしたちの【内的な力の使い方】のこと
◇ 元型とは、わたしたちが天界でかわしてきた【聖なる契約】でもある
◇ どの元型にも優劣はない
◇ 全ての元型が、それ自体はニュートラルなものである
◇ 全ての元型には、光の側面(ポジティブな面)と影の側面(ネガティブな面)がある
◇ 元型とは「文字通りに読む」のではなく「象徴的なレンズを通して読み解く」ものである
◇ わたしたちは自分の力のパターンの特質として12個の元型を持っている
◇ その中の4つは、誰しもが共通して持っているものであり、それらは「サバイバルアーキタイプ(生存の元型)」と呼ばれる【妨害者】【犠牲者】【娼婦】【こども】の4つである
◇ 【黄道十二宮】と呼ばれる、各星座が宿っている12個の空間に、わたしたちが持っている12個の元型がひとつひとつ当てはまって完成される地図が【出生のチャート】と呼ばれるものであり、それは、わたしたちがこれまでの人生において、自分が生きていくためにどのような力を使ってきたかを如実に表してくれるものである
いかがでしょうか。ここまでの講座をお読みくださっていました方の中には、これらの多くをすでにご自身の理解としてくださっている方もいらっしゃるかもしれません。
12個の元型をわたしと一緒に見つけ、ご自分の【出生のチャート】をご自身の大切な地図となさりたい方は、ぜひ今年『元型の旅 / レベル1』へとお進みくださいね。
さてここからは、今日のテーマの【恋人】の元型について見ていってみましょう。
元型というのは、文字通りのものではなく、象徴的に読み解くものでしたよね。
つまり【恋人】の元型が自分に関わりがあるものかどうかを査定するときにも、今、自分に恋人がいるかどうかということや、これまでの人生を通して恋人がいた時期が長いかどうかということは問題ではありません。
【恋人】の元型を持つ人たちというのは、人が何かや誰かに恋をしているときに放つ、強烈な愛情や情熱に満ちたオーラを纏っている人たちです。
その対象は、その人が趣味とする音楽や文学に対して現れるかもしれませんし、ガーデニングや料理に現れるかもしれません。
あるいは、人生そのものへの感謝として現れたり、神に対する献身として現れることもあります。
その人が放っている【恋人】の元型のオーラに、多くの人が魅力を感じる結果として、その人には文字通りの恋人がいる場合ももちろんあるかもしれませんが、神に人生を捧げるために禁欲主義を選んでいる独身者の人が【恋人】の元型を持っていても不思議ではありません。
それでは、【恋人】の元型の影はどのように現れうるでしょうか。
それは、その人の持つ炎のような情熱が強迫的な形で表れて、自分や他者を傷つけるケースです。執着として歪んで現れた愛情が、憎しみや怒りとなって自己破壊行動に繋がる場合もあります。
ここまで読んでくださいましてどうもありがとうございました。
あなたは、【恋人】の元型が、あなたとどのくらい関わりを持つ力のパターンだとお感じになられましたでしょうか。
どうぞセルフインクワイアリーをお使いいただきながら精査をしてみてくださいね。
元型について気になることがありましたり、【恋人】の元型の光の側面に繋がることを強く願われることがありましたら、ぜひ下記より個人セッションのご相談をお送りいただけましたら幸いです。あなたの日々が力に満ちたものになりますように、一緒に取り組んでいきましょう。
皆様とお話が出来ますことを心より願っています。