皆様、こんにちは。10月も半ばとなりました。いかがお過ごしでしょうか。
元型のミニ講座 Vol.7となります今日は【処女】の元型についてご紹介いたします。
はじめに、ここまでの講座を振り返ってみましょう。
元型の中には【妨害者】【犠牲者】【娼婦】【こども】という4つの「サバイバルアーキタイプ(生存の元型)」と呼ばれるものがありましたよね。
これらは、わたしたちの誰しもが共通をして持っている力のパターンで、テーブルの4本脚や木の根っこの部分にあたります、わたしたちを構成する基盤となる力になります。
わたしたちの生存が脅かされるときにはいつでも、これらの4つのいずれかひとつ(または複数)が顔を出して、わたしたちに「あなたは、あなたの持っている力をどのように使いますか?」と問いかけてくるわけです。
言い換えますと「あなたがこの状況において選択するのは、あなたの持っている力のうちの光の側面と影の側面のどちらですか?」ということであり、それはつまりは「あなたは愛と恐れ、人生への信頼と不信と、どちらを選びますか?」ということでもあります。
わたしたちは、これらのサバイバルアーキタイプとは別に、約100通りの元型の中から自分の人生と最も深い関わりを持っている力のパターンとしてあと8個の元型を選ぶことから『元型の旅』を歩み始めます。
ご自分の12個の元型を見つけ出し、黄道十二宮にひとつひとつの元型を当てはめながらご自身の『出生のチャート』を読み解くことにご興味のあります方は、どうぞご相談くださいね。
それではここからは、今日のテーマの【処女】の元型について見ていきましょう。
【処女】の元型は必ずしも全員が持っている共通の元型ではないことから、【処女】の元型の持つ特質が、ご自身の持っているパターンと強く関わっているようにお感じになられる方もいれば、あまりピンと来ないなとお感じになられる方もいるかと思いますが、【処女】の元型があなたの『出生のチャート』に入りうるかそうでないかを、今日はこちらのご案内をもとにチェックをしてみていただけたらと思います。
【処女】の元型の特徴は、一言で表すと純粋性です。
例えば、自分の心や精神の純粋性を守ることを重んじている人。
例えば、人の真似ごとをしたり、何かを改ざんするなど、ありのままの何かに対して手を加えて操作をすることを嫌い、そうすることに居心地の悪さを感じる人。
例えば、新しくおろしたばかりのノートに間違ったことを書いてしまって、その部分を修正ペンで消すなどをしないといけなくなっただけで、汚れてしまったように感じて、新しいノートに最初から書き直したいような気持ちがする人。
このように【処女】の元型を持つ人たちは、穢れのない状態を保ちたいという思いを持っている人たちです。
その背後には、女性的で、とても繊細で傷つきやすい心があります。
自分自身の繊細な心とからだを守ることや、精神の純粋性を守るという思いは、その影の側面として、他者との親密な結びつきに対する恐れや、性的な関わりへの嫌悪感として現れる場合もあります。
ここまで読んでくださいましてどうもありがとうございました。
あなたは、【処女】の元型が、あなたとどのくらい関わりを持つ力のパターンだとお感じになられましたでしょうか。
どうぞセルフインクワイアリーをお使いいただきながら精査をしてみてくださいね。
元型について気になることがありましたり、【処女】の元型の光の側面に繋がることを強く願われることがありましたら、ぜひ下記より個人セッションのご相談をお送りいただけましたら幸いです。あなたの日々が力に満ちたものになりますように、一緒に取り組んでいきましょう。
皆様とお話が出来ますことを心より願っています。