皆様、こんにちは。今日から11月ですね。いかがお過ごしでしょうか。
黄道十二宮のミニ講座Vol.8の本日は、第11宮と呼ばれる水瓶座の空間についてご紹介いたします。
黄道十二宮には、ハウスや宮と呼ばれる空間がその名の通り12個あり、それぞれのハウスにはユニークなエネルギーが宿っています。
この12個の空間に、わたしたちの持っている12個の元型がそれぞれ該当したものが「出生のチャート」と呼ばれるその人の内的な地図でしたよね。
それでは早速、水瓶座の空間である第11宮の特質についてご紹介をいたしますね。
わたしたちの意識の旅は第1宮から始まり、ひとつひとつのハウスを通っていきますが、第10宮から第12宮までの最後の3つのハウスに移行するとき、わたしたちの意識は、自分を超越したところへと広がっていきます。
第11宮においてわたしたちは「全ては可能である」という信念をもとに、世界のために自分はどのような貢献をすることが出来るだろうかという観点において歩を進めていきます。それは、わたしは何がしたいのかであるとか、わたしは何が欲しいのかというようなこととは大きく異なるものですよね。
水瓶座は風の元素に司られています。風が広い空を自由に動きまわることが出来るように、わたしたちは広い世界や宇宙に向けて、今自分がいるその場所からメッセージを送り届けていくことができます。
例えば、悟りを得た人は、その気づきや意識を自分だけのものとするのではなく、他の人たちも、自分が行きつくことが出来たのと同じ境地へと辿り着くことができるように働きかけます。大昔にブッダが至った悟りの境地とその教えが、時空を超えて世界中の多くの人のもとに届いている、これは第11宮の無私の空間において起こっていることです。
あなたが第11宮に持っている元型は、あなたが自分のために生きることをはるかに超えた地点から、世界のためにあなたが放ちうる無私のエネルギーについて示唆するものです。
今月は、あなたという存在を通して、あなたが世界に届けたいメッセージは何なのかということに思いを馳せてみましょう。
あなたの日々が愛と光に満ちていますように。