皆さん、あけましておめでとうございます。
年が明けるとともに、わたしは2か月間のバリ島生活に入っています。毎日燦燦と輝く太陽、そして雨季のウブドならではの時折降る激しいスコール、わたしが23年前に始めてバリ島に来たときと同じく光っている木々や田んぼの緑、のんびりとした地元の人たちの生活リズム。早朝にバルコニーに出て空が明るくなっていく様を眺めていくと、リスたちが木を渡っていく様子を目にすることもあります。
バリには、頻繁に使われる「ティダ アパ アパ」という言葉があります。「お互い様」「問題ないよ」「だいたい」などの意味を持つこの言葉は、誰かが何かをしてしまったときに、相手がその人に対して「気にしないで、平気だよ」という意味合いで応じるものです。バリの人たちは、物事を深刻に捉えず、共同体における輪や繋がりの中で生きています。
さて、偶然のように今朝わたしは参加をしているオンライングループで、仲間から”幸せになるためのはひふへほ”というものをシェアしてもらい、それがこの「ティダ アパ アパ」の精神にも繋がるものと感じたので、ぜひ皆さんにもお伝えしたいと思いました。
は → 半分でいい
ひ → 人並みでいい
ふ → 普通でいい
へ → 平凡でいい
ほ → 程々に
この「はひふへほ」は、子育てにおいても役立つものとのことでした。わたしにおいては、つい完璧やハイパフォーマンスを自分に求める癖からくる緊張を緩めることや、自分の中のインナーチャイルドを安心させてあげられる言葉として、とても有用なものと感じました。
日本では、あらゆる場面や立場においても、なかなかこのように思えることは容易ではないように思いますが、もしも過度なプレッシャーから自分への落胆や罪悪感を感じていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、ぜひわたしと一緒にこちらを参考にしてみていただければ幸いです。
自分に優しくできるとき、自分の不完全さを許せるときに、始めて他者にも同じことが出来るかと思います。
今日も素敵な一日になりますように。
愛を込めて
セイクレッドテンプル
今村えり
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